2021年はどんな年になるか

2021年は辛丑(かのとうし)の年

あけましておめでとうございます。

いよいよ、2021年が始まりました。
新しい年が、あなたにとって素晴らしい1年になることを心から願っています。

そのためには、まず目の前のことを一生懸命やる。
そうすれば、ますます運が良くなる

なんか当たり前のことなんですが、自分自身を振り返ってみれば、昨年は、それがあまりできていなかったとここへ来て少し反省しています。

今年は反省のない、そんな1年にしたいですね。

2021年は辛丑(かのとうし)

さて、2021年は丑年です。
正確には 辛丑(かのとうし)になります。

「辛」は、十干の8番目に位置します。

十干というのは、時間の流れをを自然になぞらえて「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10段階で示していると考えられています。

そして、これを季節に置き換えて考えるならば、「辛」は秋の終わり頃、初冬の少し前です。
植物なら枯れた状態にあり、実は腐って地面に落ち、次世代の種を大地に還す途中の状態となります。

じつは、運気の世界では、秋がいちばんトラブルに見舞われます。
なんとなく、一般的に冬が悪そうに感じますが、実際は秋が最も問題なのです。

秋は、実がなり、その実が腐り落ちて、葉も枯れていき、冬へと向けて、新しい種への世代交代の時期でもあるのです。

その秋の最も中心が「庚」つまり、2020年だったのです。

2020年といえば、コロナウィルスにより、世界が一気に変容しました。
ウィルスとの共存という新しいニューノーマルに、世界中が一気に変化した年でした。

2021年はどんな年になるのか

陰陽五行思想では、「辛」は「金の弟」と表され、「金の陰」に分類されています。
だから読みが「辛(かのと)」となります。
ちなみに金の兄は「庚(かのえ)」です。

さて、「金」は冷徹、堅固、確実、秋の象徴です。
陰の意味は、陽に比べて弱くなります。

一方で「丑」は十二支の2番目に位置となります。

十二支は十干と同じように
「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」

の12段階で示しています。

「丑」は、発芽直前の曲がった芽が種子の硬い殻を破ろうとしている状態で、命の息吹を表しています。

動物の牛とは全く関係がありません。

十二支は、初めは月の記号として使われていましたが、やがて年や日、時間、方位にも割り当てられます。
そこから正午・午前・午後といった言葉が生まれたのです。

陰陽五行思想においては、「丑」は「土」に分類されます。

「辛」と「丑」の関係は、「土生金」と呼ばれる「相生」の関係にあるとされます。

相生とは相手の力を生かし強め合う関係となります。

つまり、辛の持つ「枯れて新しい世界を築き上げようとする状態」を、さらに強調することになります。
つまり、これまでのものが激烈に枯れ、芽吹きが大きくなることになります。

これが「辛丑(かのとうし)」の特徴です。

ここから考えれば、2021年は、コロナ禍によって、今までの世界が壊れ、一気に新しい世界へを変貌を遂げるそんな年になると想像できます。

抽象的な表現で、よく解らないかもしれませんが、ここからどう解釈するかは、各自にお任せします。

一年の目標を明確化しよう

2021年がどのような年になったとしても、どのみち良い事も悪いことも必ず起きます。

しかし世の中の流れはともかく大事なことは自分がどう生きていくのか?

結局のところ、これに尽るのです。

自分はどうなりたいのか?
どういう年にしたいのか?
そして、何をするのか?

それを、新年の初めにぜひ書き出してみてください。

一年の計は元旦に有りと言われます。
常に、目標を明確にしている人は必要ないかもしれませんが、一年の最初の人ということで、目標を明確化するのには一番いい日です。ぜひ、新しい年の目標を明確にして、2021年を力強く漕ぎ出してください。

きっと素晴らしい1年になるはずです。

ちなみに、私の新しい目情は、日記系のブログを書くこと。
つまりこのブログを始めました。ここから今年のスタートです。

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